社会人向け日本語教室(夜間)



NC State Univ.の一施設であるJapan Centerでは、毎週数回、レベルに応じた社会人向け日本語教室が開催されています。参加させてもらった日には10人の生徒さんが日本語(初級)を学んでいました。

生徒さんに日本語の勉強を始めたきっかけを尋ねたところ、「日本製アニメーションを日本語で楽しみたい」等、アニメに興味を持ったことから始めた方が半数ほど、他には「日本の文化に興味有り」「日本人と仕事をする機会が多いため」「将来AETで日本に滞在したい」との理由がありました。

日本語講師の方にお話を伺ったところ、近年日本語教育熱が高まっているとのこと。中国語等も需要はあるものの、アニメーションや日本文化が彼らの眼を日本へ向けさせているこの現実は、喜ばしいことだと思います。

日本政府が掲げる「日本訪問留学生30万人計画」があるらしいですが、海外では確実に日本語への興味を持つ方が存在するということを考えておく必要があると思います。(Sep 2008)

神の手を持つ男


アメリカ医療関係者の間で「神の手を持つ男」と賞賛されている日本人脳神経外科医、アメリカ・デューク大学教授 福島 孝徳氏がNC州にある当病院に勤務しているのはテレビで知った。彼が確立した手術法は「鍵穴手術」と呼ばれ、脳腫瘍等に悩む患者たちのため世界中を飛び回っている。手術では、惜しみなく若手医師と知見を共有する。講演、講義の機会も多く、人材の育成にも力を注ぐ。独自の手術法は世界の医学界を驚嘆させた。日本医療のあり方に疑問を呈し、48歳で単身渡米。年間500例以上、これまでに2万人以上の命を救った。教授の存在を示す「何か」を探しに院内1階を歩いてみたが、残念ながら見当たらなかった。院内ロビーの印象といえば、病院とは思えないほどゆったりとした空間に、明るい採光と美しい植栽、ガラス越しに雰囲気のよさそうなカフェテリアと、テラス席まで用意されていた。医療費は高額ときいているから、ここで医療を受けられる患者さんは限られているのかとも考えながら、病院を後にした。(Sep 2008)

1981年公開映画の根強いファン


出演者の顔ぶれはさることながら、ストーリー展開も軽快かつ爽快で、公開後25年以上の時が経っても、いまだにファンの多い"The Blues Brothers"。ご存じのとおり、出演者にはジェームス・ブラウン、アレサ・フランクリン、レイ・チャールズ、そしてチャカ・カーン等が名を連ね、スティーブン・スピルバーグまで登場しています。こんなカッコええ映画は他に見あたらない。ポスターはUNC(ノースカロライナ大学)学生センターで購入)。 

自分が住む国のリーダーを選ぶ



ご存じのとおり、2008年11月4日、大統領選挙(一般投票)が実施される予定です。
当選者が事実上決定したら、12月15日に選挙人投票を経て当選者が決まり、選挙人の過半数270名を獲得した候補が大統領に選出されます。
2009年1月6日に新議会が開かれ、その場で結果が発表されて、1月20日に大統領就任式が行われ、正式に第44代アメリカ合衆国大統領が決まります。           
長い選挙戦の最終章を、この目で見られそうです。

アメリカ史を遡れば、2大政党制の基礎が200年以上も前に作られて以来、延々とそれが続いているとは・・・                                     
日本もアメリカも間接選挙。政党政治も国によって様々。いずれの国にもメリット、デメリットがあるでしょう。
が、少なくとも一国のリーダーを選ぶためのアクションに国民が直接関与できる仕組みは羨ましく映ります。

食事が基本

                                    
滞在期間が長くなるにつれ、一日三回の食事の大切さを痛感します。部屋には冷蔵庫、電子レンジ、小さな流ししか備わっていません。

しかしながら、幸い、滞在するアパート(600室程度有り)には共用の"Kitchen"があります。
そこでは電磁調理器、オーブンなどが揃っていて、室内はとても清潔。しかも、他の住人がKitchenを使用している形跡を見かけないので、ほぼ一人で使用しています。

やはり日本人には「お米」が必須です。近くに、日本食材ばかりを扱う店があり、買い物をすると、いつも優しいおかあさん(日本人)がおせんべいをおまけでくれたりして、食事の面で強い味方です。
       
加州産コシヒカリ(6,81 kgでUSD 21.99)とダシ入り味噌(500 gでUSD 5.99)を購入。

                    

トウブハイイロリス

学名: Sciurus carolinensis
英名: Grey squirrel, Eastern grey squirrel

アメリカ東部ではお馴染みのリスです。
よく2頭でいるのを見かけます。                                    
ブナやカシ類などの幹から枝へと軽々と飛び回る様子は
微笑ましく、見ているだけでホッとします。

日本では、特定外来生物に指定されています。     
種名には、”Carolina” が由来した名前が付けられていますね。

NCSUキャンパス散策

ノースカロライナ州立大学(NCSU)キャンパス内には、竣工後長期間経過している建物が多く、現在でもほぼ全てが大学、大学院の講義のために使用されています。

広大なキャンパス内には、写真のような重厚で立派なホールがゴロゴロしています。

これはPatterson Hallと呼ばれており、統計学等の教授オフィスや専攻学生の講義室があります。


周囲の植栽はどれも60~70年生のミズナラ、ブナ、カシ等。大きく枝を張り、美しい木陰を多く作り出しています。

キャンパス内には芝生も多く、学生だけでなく、市民の憩いの場にもなっています。 

芝生の向こうには"1911 Building" が見えます。

カレッジ・フットボール


2008年9月27日、NCSU vs. South Florida です。生まれて初めての観戦です。圧倒されました。6万人収容のスタジアム。大学のカラーである赤色で埋め尽くされています。毎年、毎試合、全米各地で同様の盛り上がりなんですね。圧巻です。応援は、皆が大声を出すので、地響きのような歓声がスタジアムを包みます。「鳴り物」無しでも、圧倒的な声援です。当然ビジターチームを応援する一団は一握りで、肩身が狭そうです。  
試合前には、多くの観客が駐車場にとめた車の周りでBBQやビールを楽しんだり、チームを応援する踊りや歌を歌ったりしています。それも、老若男女、ワンコまでが参加して、かなり楽しんでいます。  
大学に、住む町に、州に、そして国に愛着があるからでしょうね・・・・。羨ましいです。

はじめまして

アメリカ合衆国 ノース・カロライナ(NC)の州都 ローリー(Raleigh)に滞在しています。

緯度は、東京とほぼ同じで、北緯35°辺り。気温は9月下旬現在、昼間80°F(28°C)~夜間は55°F(14°C)前後でしょうか。初秋のNCは湿度も低めで、雨も適量。快適です。

ご存じのとおり、種々スポーツが盛んな当地では、何かと楽しめます。この時期特にTV中継等が熱を帯びているのは、College Footballです。カテゴリーAには、全米130ほ どの大学が参加し、毎週各地で盛り上がっています。

滞在場所がノースカロライナ州立大学(NCSU)キャンパスに至近なため、試合の前後は周辺に住む大学生が気勢をあげて、賑やかです。どこの大学も5~8万人も収容でき るフットボール専用スタジアムを持ち、毎試合ほぼ満席になる模様は圧巻です。大学の活気は、日本人からは羨ましく映ります。

今後、不定期で発信していきます。では。